母親がスーパーで買い物をするわずかの間に、6歳の少女が忽然と姿を消した! 12年後、フリーライターの飯塚桃子は、事件についての本を書き上げるため、当事者や関係者たちへの取材を重ねていく。<br />それぞれの人物の言葉から浮き上がってくる驚くべき真実、そして少女と母親を待ち受ける運命とは? 1章ごとにがらりと変貌を遂げてゆく極限のミステリー!