マラソン選手だった千吉良朱里は、所属チームの休部をうけ、女子大の新設駅伝部で監督を務めることになった。<br />学校側から要求されたのは、5人の部員と3年目の全国大会出場! 苦労の末、部員を確保するが、陸上未経験者もおり、全国レベルには程遠い。<br />そんな状況で、一人の才能ある選手が託された……。<br />泣いて笑って、走って。<br />爽快青春ストーリー、疾走!(『襷を我が手に』改題)