ある探偵社で働く若者・菅沼松之介は、ふとしたことから葬儀社に身を置くことになった。<br />なんの予備知識もないゼロからのスタートである。<br />しかし、この商売の旨味を味わってというもの、持ち前の商才を発揮して、伸し上がっていくのだった。<br />いまや二兆円産業ともいわれる葬儀業界を舞台に、著者本人の実体験をユーモラスに交えて描いた、長編傑作痛快潭!