滅びゆく武芸の流派を調べる公儀武芸帖編纂所。<br />編纂方の水軒三右衛門は、かつての相弟子・和平剣造から’まだ見ぬ娘’のことを託された。<br />探し回ったところ、娘は剣術の女道場主となっていた。<br />小太刀の遣い手の女道場主に、三右衛門から話を聞いた編纂所頭取の新宮鷹之介も心を配る。<br />しかし、その道場に黒い影が忍び寄っていた――。<br />落涙必至のシリーズ、第八弾。<br />