「これからは竹林の時代であるな!」閃いた登美彦氏は、京都の西、桂へと向かった。<br />実家で竹林を所有する職場の先輩、鍵屋さんを訪ねるのだ。<br />荒れはてた竹林の手入れを取っ掛かりに、目指すは竹林成金! MBC(モリミ・バンブー・カンパニー)のカリスマ経営者となり、自家用セグウェイで琵琶湖を一周……。<br />はてしなく拡がる妄想を、著者独特の文体で綴った一冊。<br />