恋人同士が一緒に暮らしたことから出会った2匹の雌猫。<br />彼女たちの喧嘩だらけの日々、そして別れを綴る表題作。<br />子供が嫌いな私が恋人の娘を一日預かることになった。<br />作り笑顔で7歳の子供に機嫌をとろうとしてもそう簡単にはうまくいかない……。<br />二人のやり取りを、可笑しく、そして切なさを込めて描く「木蓮」。<br />直木賞作家が贈る、「女ふたり」をめぐる6つの極上の物語。<br />