32歳、念願叶い刑事になった二宮信次郎が配属されたのは、目黒南署の地下に新設された犯罪予防捜査チームだった。<br />署長の肝煎りで集められたのは、クセの強すぎる組織のはみ出し者ばかり。<br />「吹き溜まり(=ドリフト)の6人」、D6と呼ばれて、やる気のない同僚に反発しつつ奮闘する信次郎。<br />自由が丘で一人の少女を補導したことで、奇妙な事件に巻き込まれていく。<br />