信長絶頂期。<br />嵐で破壊し尽された離島に巨大南蛮船が漂着。<br />船内には無数の棺、そして一人の赤子がいた。<br />島の網元・利兵衞はその赤子を「姫」と名付け育てる。<br />たちまち美しく育った姫は人外の存在であり、特殊な能力が備わっていた。<br />姫は利兵衞の小さな夢を叶えるべく、自らの力で信長、秀吉、家康ら、時の支配者たちを操り、異形の仲間と各地で凄絶な戦闘を繰り広げていく――。<br />史実と伝説が織りなす狂瀾の戦国活劇、開幕!