赤坂の非合法賭場。<br />博奕を生業とする「わたし」は、バカラの魔力に取り憑かれた美少女、舞ちゃんと知り合う。<br />毎夜10万円を溶かし続けた彼女の負けは、1000万円に達した。<br />少女を「喰い」まくったのは「わたし」だったのだ。<br />舞ちゃんの体を張った願いから、二人は共同戦線を張ることになる。<br />乾坤一擲の大勝負が始まった――。<br /> 賭博の真髄を突く警句の数々。<br />史上最強のギャンブル小説!