年間4億円の赤字を理由に、地方小都市の市民病院は消滅寸前。<br />勤務医が辞めていく中、34歳の青年医師、速水隆太は院長に名乗り出た。<br />課された使命は3年で赤字ゼロ――。<br />無理難題を前に、「すべての患者を断らない」という方針の下、病院再建に奔走する隆太の行動力は、周囲の人びとをも巻き込んでいく。<br />医師会、市議会、そして国。<br />巨大な壁を相手に奇跡を起こせるか!? 実話を元に描く、医療のために戦い続けた者たちの物語!