帝銀事件はなぜ起こり、葬り去られたのか? 終戦後の昭和23年1月、帝國銀行椎名町支店に1人の男が現れて「近所で集団赤痢が発生した。<br />その家の者がこの銀行に来ていることがわかったので」と予防薬を全行員に渡した。<br />それを飲んだ16人中、12人が絶命、4人が意識不明になった大量殺人事件に日本中が驚愕した。<br />占領下の混沌たる東京で発生し、世界中に衝撃を与えた帝銀事件の真相とは?