独特な似せ絵を得意とする小次郎は、京に上り狩野派の一門に入る。<br />永徳を眩しく見上げながら真摯に修業に励む日々のなか、信長から小次郎に重大な密命が下る。<br />絵師の眼を通して、武将たちの生き様と素顔を活写し、これまでの信長像を一新させる戦国絵巻。<br />