日本を代表する総合電機メーカー芝河電機は社内で粉飾決算が横行していた。<br />買収した米国子会社の原発企業ECCの巨額損失も発覚。<br />証券取引等監視委員会も動きだし、ついには債務超過に陥り、存亡の危機に──。<br />現実よりもリアルで予言的な長篇企業小説!