本能寺の変を知り自刃を考えた家康に向かい、出入りの商人・茶屋四郎次郎は叫ぶ。<br />信長への饗応費と家康への貸付回収、そして将来手にする利益のために、必ずや家康を三河に帰す、と。<br />かくして茶屋は奉行となり、魑魅魍魎跋扈する伊賀の地を縦断する!