45歳の長男は認知症になった父の介護に懸命に取り組むが、なぜか空回りをしてしまう。<br />排泄、隣人との付き合いなど暮らしのピンチをコミカルに描く。<br />在宅医療を知る医師でもある著者の認知症をめぐる、泣けて笑える長編。<br />