勅命討伐軍を率いるラマールと妹を人質に取られたガルンとの、東方の命運がかかった会談が始まった。<br />己の野望実現のために両者の和解を望まぬ法王・ザトウク家の意向を汲んだ赤龍騎士団は、会談のなりゆきに不安を抱いて勅命軍に無謀な攻撃を仕掛けてしまう。<br />それに刺激され、〈白き操兵〉ヴァシュマールは覚醒の度を深め、暴走を開始してしまった。<br />フェンらは果たして、東方壊滅の危機を回避できるのか。<br />