王家の血を継ぐ15歳の少女、翡翠命は卑弥呼となることを決意する。<br />「唯一を望む者(御真木)」と「唯一を望まねばならぬ者(翡翠命)」、そして「唯一である者(曹叡)」の欲望と信念が交差し、新たな時代の幕開けを描く。<br />