誰もいなくなった部屋にこそ、住んでいた者の嘘のない生きざまが現れる──。<br />特殊清掃業者〈エンドクリーナー〉には、日々、様々な依頼が押し寄せる。<br />彼らの仕事をとおして、死者が抱えていた様々な事情が浮かび上がる。<br />『護られなかった者たちへ』の著者が贈るヒューマン・ミステリー。<br />