午前0時の同窓会
「嬉しいんです……。
ずっとこうなればいいなって思っていたから」二つ年上の先輩、足利孝輔への片想いを続けている美雪。
卒業式、バレンタインのお返しに貰ったテニスラケットとボールモチーフの髪飾りを宝物に、その想いを募らせていたものの、先輩の卒業後は会えないままでいた。
そんなある日、美雪のもとへ元テニス部部長主催の同窓会の案内が届く。
七年振りの再会に喜びつつも、孝輔の変化に戸惑う美雪。
そんな美雪に孝輔は二人きりの同窓会を提案し、孝輔の家へと向かう。
期待と緊張に包まれながら更けていく、二人きりの夜。
初恋の想いを胸に、美雪は孝輔に身体を預けて――?「反則やわ、その顔……」互いの想いを確認するように、七年間の空白を埋めるように、大人になった二人が深く求め合う、甘く爽やかな初恋ストーリー。
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