夜だけの恋縛契約
「あなたが好きです」それを、口にすることができたなら、どれだけ楽になれるのだろう――。
実家の借金を背負ってしまった杉本沙織を助けてくれたのは、勤め先の社長である河鍋雄大だった。
彼は実家の借金を返す代償として、沙織に「愛人契約」を持ちかけてくる。
深夜の社長室、彼のマンション、ホテル。
どこへ行っても彼は沙織に「恋人同士」のような振る舞いをもとめてきた。
人前では彼の名を呼ぶことさえできないのに、共に過ごす時間が長くなれば長くなるほど、彼への想いはつのっていく。
けれど、この関係は彼が沙織に飽きたなら終わりになる。
溢れそうな想いを封じていた沙織は、ついにその日が来たことを知り――。
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