惑わす私でごめんなさい 君のすべてを愛している
目覚めると、端正な顔立ちの男が隣に寝ていた。
この男は誰…? 抜け落ちた記憶。
月子の仕業か── かなえは幼い頃、怖い出来事に遭遇してから、現れた華やかで奔放な別人格の月子と体をシェアしている。
しかし行きずりの男と関係するなんて初めて。
ある日、ハイスペックエリートの久我総司が、同じ部署へ配属されかなえは衝撃をうける。
あの朝、隣に無防備な姿で寝ていたその人だった。
しかし彼はかなえがその相手だと気づいていない様子。
仕事を通じて接近する二人。
男性と縁のなかったかなえにとっては夢のようなひと時。
しかし久我から、探している女性がいるとかなえは相談され……少しずつ久我に惹かれていたかなえは──
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