年下の求婚者は無垢な淑女を淫らに愛したい
伯爵家の長女であるフィオナは十年前に両親を亡くして以来、六人の弟妹をひとりで養い、家のためだけに生きてきた。
そんなフィオナにある日、公爵家の三男・ジェラルドとの結婚の話が舞い込む。
しかしフィオナは二十六歳。
対するジェラルドは二十三歳で、三歳も年下だ。
それに身分だって違いすぎている。
フィオナはこの縁談を断ろうとするのだが、ジェラルドから直接プロポーズをされ思わず頷いてしまう。
結婚が決まってからも、フィオナはジェラルドの妻になることに引け目を感じるのだが、一方でジェラルドもフィオナに相応しい男になりたいと願っていた。
そして迎えた初夜。
ジェラルドの熱い想いが溢れ……もう、我慢が、できません──
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