人間不信の皇帝は孤独な妖瞳王女との愛に溺れる【イラスト特典付き】
祖国では『悪魔の瞳』と忌み嫌われるオッドアイを持つリファール国王女オリアナは、十八の今日までずっと塔の最上階に監禁されていた。
この度、レイアガルド帝国皇帝ラドルファスの在位五年を祝う祝賀会に、父王に連れられ参加することになった。
帝国に害なす者を徹底的に排除するところから『冷徹な正義』と呼ばれ恐れられているラドルファスに向け、父王はオリアナの瞳が『女神の幸福』と呼ばれていると告げる。
嘘がバレたら大変なことになるというのに。
しかしオリアナの心配をよそに、ラドルファスはオリアナを見るなり、いきなり皇妃に据えると言い出す。
そしてさらに冷たく言い捨てる。
世継ぎさえ産めばお前の役割は終わりだ――と。
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