竜の専属紅茶師
ウィリセリアから自分の世界に戻り、セルファと交際を始めて二か月、毎日が楽しくて幸せな茉莉花。
気づけば五月、茉莉花の誕生日が近づいていた。
プレゼントを贈ると言ってくれたセルファにアンティークショップにあるフォーチュンティーカップをお願いすることに。
けれど、なぜかセルファは同じ柄のもっときれいなカップを探して贈ると言い出して――目の前に欲しいカップがあるのになぜ? 茉莉花はセルファに内緒で、こっそりそのカップを買ってしまう。
だが、そのカップにはなにやら妖しいものが……※過去にWEBサイトで配信した内容に加筆・修正&書き下ろし番外編を加えたものです。
更新中です。しばらくお待ちください。