離縁するはずだった陛下に(媚薬を使って)溺愛されています
「君と離縁する」──突然、夫のローランに離縁を言い渡されたセシリア。
六年前にとある事情から形だけの『白い結婚』をした二人だったが、実はずっとローランを慕っていたセシリアはどうしても別れたくないと媚薬を盛ることを決意する。
しかし彼を騙すことはできないと直前になって計画を中止した彼女が媚薬を入れた果実酒を取り戻そうとしたとき、階段から転落し大怪我を負ってしまう。
目を覚ますと、そこには心配そうにこちらを見つめるローランの姿が。
「そんなに可愛い顔をするな。
去りがたくなる」離縁を求めていたはずの彼の態度が甘く豹変していて──!? 愛される幸せを知ったセシリアは媚薬を使ったことを隠し通そうとするけれど……
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