人違い疑惑アリの聖女ですが、カタブツ召喚主が手放してくれません!
7年推し続けているミュージシャンのライブへ、親友と泊まりがけで出かけた日架。
しかし当日、目を覚ますとそこは……「お待ち申し上げておりました、聖女殿」――異世界の国・イジュリスだった。
異能の代償で長い眠りに就いた教皇のため、異界の聖女を求めた彼らは、術師・ノアの力で日架を召喚したという。
だが、日架の隣で寝ていた親友は神社の娘。
どう考えても彼女のほうが聖女にふさわしい。
もしやこの男、喚ぶ対象を見誤ったのでは?と疑う日架だったが、彼は「私が聖女を取り違えるわけがない」の一点張り。
結局、日架は教皇を目覚めさせる方法を探し始めるが……第一印象は最悪だったノアの素顔を知るごとに、彼との距離は近づいていき?
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