医療人類学の権威である教授に気に入られ、彼の家でほぼ住み込みのアルバイトをすることになった守は、そこで出会った教授の息子「先生」に恋をする。<br />先生も自分の事を想ってくれていると感じていた守。<br />しかし二人が結ばれた後、先生は何も言わずに守の元を去ってしまい─……北米を駆ける研究者の先生に翻弄され続けた、神宮守の五年間。<br />