戦場ニ散ル 許されざる愛の末路
第二次世界大戦末期、連合国と戦う日本軍は窮地に陥っていた。
高橋康介が小隊長を務める隊は、制空権・制海権を敵に支配された孤島で斬り込みと転進を繰り返していた。
疲労と飢餓により味方が相次いで死んでいく地獄の中、高橋は倒れていた兵士・戸塚勇気を助ける。
しかし戸塚は少女で――!?高橋は戸塚を守ろうとするも、音羽誠曹長が不満を募らせ戦争神経症を発症してしまう。
高橋は戸塚だけでも本土に帰そうと奮闘するが、そこには決して許されない愛の末路が待ち受けていた。
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