「小説家って因果な仕事なのよ。<br />全ての不幸も全ての不運も、みぃーんな「ああ、使えるな」って考えてしまうと言う」サイン会に行くほど好きな小説家と偶然本屋で出会い、そのまま家に遊びに行かせてもらったと思うのに、目が覚めたら檻の中にいた──。<br />いろんな表情を見せて、絶望する顔を見せて、ぜぇーんぶ、「かいてあげる」。<br />