穏やかな恋愛。<br />してもしなくても、どちらでもよいセックス。<br />比呂子は今、自分がしている哲との恋愛について考える。<br />セックスの最中に全く別のことを考えてしまうのは、恋が安定期に入ったら、ふつうにあり得ることなのだろうか?安定と退屈の境界線はどこにあるのだろう?そうして比呂子は恋に思う。<br />このまま、今のままで、いいのだろうかと。<br />