友達の勧めでネット小説を読むようになった小林佳埜は、三太XというPNの作家が書く作品に夢中になる。<br />この作家が書く作品は未来ら起こることを書くと話題になっていた。<br />そんなある日、自分の名前が作品の中に出てきて、殺されてしまう。<br />さらに限られた人しか知らない事実が作品の中に登場し始める。<br />誰かに見られている? そんな疑念の中、じわりじわりと犯人の足音が彼女の背後から近付いて──