『花』と呼ばれる生体ドールを買い求め、弟の身代わりに愛し続けた。<br />『花』は愛情に応え玖穏を深く愛するようになり、やがて、弟を憎むようになっていった。<br />一方販売ルールを破り、面談もなしに玖穏へ『花』を売ってしまった七曜は、後悔の念に押しつぶされそうになっていた。<br />玖穏と『花』が紡いだ歪んだ愛情はやがて、思いがけない事件に発展してしまう。<br />身代わりになって愛される生体ドールを巡る、ファンタジーBL。<br />