「先生が、本当に感じているところをしっかり目に焼き付けたい。<br />先生の二つの乳首が、きちんと固くなっているかどうかを確認させて……」担当編集者の鳥居は、以前勤めていたインモラル書房で作家と問題を起こしたことがあるようだ。<br />そんな彼から、セクハラまがいの指導を受けた作家の日乃本。<br />指導の一環として受け止めたものの、自分はあらたなターゲットとして目をつけられたのだろうか。<br />