太平洋戦争の只中、海軍航空隊に所属する日野光は、同期の三室渚二等兵と共にラバウルにある基地に赴任することとなる。<br />敵に撃墜されそうになったことをきっかけに、光は目標であり憧れの存在でもあった渚に告白され、彼と共に生きることを誓うのだが――これは、零戦で空を駆け抜けた、若き飛行機乗りたちの物語だ。<br />