裁判は着実に進んでいくが、その判決の前日にスメルジャコーフが自殺する。<br />その直後にはイワンが精神錯乱におちいり、「犯人はスメルジャコーフだが、殺すように命じたのは実はこの私だ!」と法廷で証言し、意味不明の叫び声をあげる。<br />…そんななか、ついに運命の判決が下る。<br />