密室犯罪の心理と犯人消失のトリックを創始して、その後の「密室もの」の原点となった有名な作品。<br />若き新聞記者ルールタビーユの爽快な活躍とあいまって、その重厚なつくりは今なお、古典ミステリの代表作としての魅力を失っていない。<br />