ミラノ大公の地位を追われ、娘とともに無人島に流れ着いたプロスペローは、修得した魔術を用いてあらしを起こし、自分をおとしいれた敵たちの船を難破させ、島にたどりつかせる。<br />……だが最後には改悛した敵たちを許し、ともにミラノへと帰る。<br />再生と和解のテーマを謳いあげたシェイクスピア最晩年の名作。<br />