世界の権力志向国家は、二大陣営にわかれて再び地球規模の戦争状態を引き起こす。<br />核兵器を使用するのは、当然のなりゆきでもあった。<br />世界の大都市が瓦礫と化すなかから、ようやく一群の目ざめた人びとが立ち上がる…1914年に書かれた本書は、遠く1950年代に舞台を設定し、驚くべき洞察力で未来戦争を描いたSF巨編だ。<br />