田舎(熊本)出身の大学生三四郎は、東京育ちの美禰子(みねこ)に思慕の情をおぼえるが、なかなか本気にしてもらえない。<br />明治の青春を鮮やかに描いた傑作。<br />三四郎と美禰子が出会った東京大学の心字池は、のちに「三四郎池」と呼ばれるようになった。<br />