813
ルブランのルパン・シリーズ屈指の長編・名作。
「奇巌城」の冒険のあと、ふっつり消息を絶ったルパンが、ケスルバッハというダイヤモンド王の殺害者として急浮上する。
ルパンは生きていた! だが「血を見ることを極度に嫌った」ルパンがそんな行動に訴えるだろうか? 「813」とは何か? 国際外交の極秘事項にからんで何かしら暗躍を始めたルパン、一貫してそれを阻止しようとする謎の強敵。
ルパンは謀られて獄中に苦悶する……。
ルパン翻訳に一生をかけた保篠龍緒(ほしのたつお)の独特の名調子でおくる。
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