我が屍を乗り越えよ
ネロ・ウルフのもとを訪れたひとりの女性が、ネヤという同性の友人にダイヤモンド窃盗の嫌疑がかかっており助けて欲しいと嘆願する。
二人はモンテネグロからの移民で、教習所でフェンシングの教師をしているという。
モンテネグロと聞いただけでなぜかウルフは尻込みしたが、再度訪れた女性はネヤがウルフの養女であると明かし、その証拠を持参する。
重い腰をあげてウルフはアーチーを教習所にやるが、生徒のひとりがフェンシングの剣で刺殺される新たな事件が起こる。
やがて次第に判明してくる国際的陰謀……ウルフが自らの前半生を語る異色作。
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