餌のついた釣り針
メイスンの自宅の電話が鳴り、至急依頼したいことがあると言う。
メイスンは興味をおぼえ、嵐をついて事務所に急行した……電話の主が現われたが、その依頼内容は奇妙なものだった。
同行した女性の代理人になる約束をしてほしい、ただし彼女の正体は明かせないというのである。
その女性を見たメイスンは驚いた。
黒いレインコートと帽子で身を隠したうえ、顔にも仮面をつけている。
身許はおろか顔すらわからない依頼人……雲をつかむような話にさすがのメイスンも困惑する…
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