死時計
時計師の家の天窓の下の部屋では、完全殺人の計画が進行していた。
表のドアがあけはなたれて、死の罠へおびきよせられた犠牲者の押すベルが鳴る。
中では男がピストルを持って待ち構えていた。
しかし扉を開けて入って来た男は、相手がピストルを撃つ前に倒れていた。
被害者は首を時計の針で刺されて、死亡していたのだ。
しかもその遺体は別の殺人事件を追ってやって来た刑事だった! おなじみフェル博士が登場し、陰で微笑をもらす冷血な真犯人と対決する。
初期のカーを代表する作品。
更新中です。しばらくお待ちください。