大いなる眠り
ハードボイルドの旗手チャンドラーの長編処女作。
主人公の私立探偵フィリップ・マーロウはこれによって一躍、有名になった。
マーロウは富豪の将軍の邸宅へ招かれる。
将軍の次女カーメンが、賭博場でふり出した約束手形にからまる強請りの件で、その調査を依頼されたのだ。
マーロウは張本人とみられるガイガーの家をさぐりに行った。
だが、三発の銃声がとどろき、ガイガーは射殺されていた。
踏みこんだ所はあやしげな秘密写真撮影の現場だった。
次々に現れる不審な人物に加え、将軍家の長女の夫の失踪事件もからみ、事件はいよいよ複雑に。
双葉氏の翻訳はその名調子で知られる。
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