ラシーヌ名作集
ラシーヌは17世紀後半のフランス古典悲劇を代表する作家だ。
彼は幼くして孤児となり、修道院で教育を受けた。
はじめモリエールの庇護を受け、劇作家としての道を歩み出した。
「アンドロマック」は愛の情念をうたうラシーヌ悲劇の出現である。
「ベレニス」はローマ皇帝とパレスチナ女王の別離という最小単位の素材から、悲劇を成立させる実験であり、表現の優雅さがうかがえる。
「イフィジェニー」と「フェードル」はギリシア古代劇と対比されるラシーヌ劇の最高峰である。
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