津軽まんじゅう節
淫具屋という特殊な裏稼業に就いている長岡修造。
色気が足りない女性に艶やかさを出させるため、様々な工夫をこらした性具を作るのが主な仕事であった。
今回は、全国に名を轟かせている大物興行師・寺森からの依頼。
津軽三味線の演奏者である三十路半ばの中川奈緒子が、どうにも無愛想で人気が出ないのだという。
実際に会ってみると、奈緒子は野暮ったい顔つきであったが、女らしさを磨けば大成しそうな雰囲気を醸し出していた。
(この女。
根はすけべだ)直観的にそう思った修造は、まずは彼女を抱くことにして……。
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