緋の菩薩
一ノ瀬深雪はまだ33歳。
ふたまわり以上も年上の夫をガンで亡くして半年が経ったある日のこと。
夫に可愛がられていた男・41歳の鳴嶋洋司が深雪のもとを訪れ、手紙を見せた。
生前に夫が彼に渡したそれには(自分亡き後、妻の面倒を見て欲しい)と書いてあり、さらに(ねっとりといたぶってきた妻の肉体は、自分の指で慰めるだけでは満足できるはずがない。
抱いてくれる男が必要だ)と続いていた。
「奥さん!」突然、鳴嶋は深雪を抱き寄せ、その唇を塞ぐ。
抵抗出来ずにいると、強引に舌をねじ込んできて……。
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