武士のセックスを笑うな
「初夜ではぞんぶんに嬲ってやろうぞ」「攻めがいのありそうな男で楽しみだわ」。
時は江戸時代。
新郎・高倉伝助と新婦・赤松圭代の婚儀は、不快さを漂わせた異様な雰囲気に包まれていた。
それもそのはず。
両家は昔から犬猿の仲である旗本同士。
あまりの不仲を見かねた徳川家康公が、強引にこの二人を結びつける命を出したのだ。
しかし、怒りが収まりきらない双方は、とんでもない約束を交わす。
それは、初夜で先にイカせた方の旗本が、今後の主導権を握ることができるというもので……。
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