背中の傷痕
28歳の建築士・茉莉は苛立っていた。
同じ建築事務所で働く西尾の要領があまりにも悪いからである。
茉莉は24歳で一級建築士になったエリートで、同じく一級建築士である所長の息子と付き合っている。
一方、西尾は27歳の二級建築士。
茉莉にとっては前から目障りな存在だったが、彼が茉莉に好意を持っているのは明らかで、しばしば茉莉のタイトスカートの奥を覗こうとしていた。
そんなある日、2人で担当した仕事が上手くいかず、クライアントから猛抗議を受けてしまう。
何とか問題は解消できたが、茉莉の気持ちは収まらず、西尾に罵声を何度も浴びせていく。
「スカートの中を見たいんでしょう。
だったら見なさい。
そして触りなさい」。
そんな言葉まで飛び出す茉莉には、嫌悪以外の気持ちが芽生えていた。
西尾を這いつくばらせると、自分の脚で……。
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