義姉の爪痕
坂崎亮介は都内の商社で働く28歳。
同僚の美穂と付き合うようになって1年。
美穂を両親に紹介しようと、足が遠のいていた実家に顔を出すことにした。
そこで、8年ぶりに義姉の真百合と再会する。
6歳年上の真百合とは血が繋がっていない。
母親の再婚によって16歳の時に家族になったのだ。
清楚で物静かで美しかった真百合は、人妻になった今でも輝いて見えた。
亮介の心には甘酸っぱい想い出が甦ってくる。
実は、実家にしばらく帰れなかった原因はこの義姉。
亮介にとって真百合は初体験の相手だったのだ。
8年前、亮介が20歳の誕生日を迎えたあの日。
結婚を1週間後に控えた真百合と越えてはいけない一線を越えてしまって……。
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